2018年02月14日

Posted by 前野岳洋
at 10:12

前野岳洋

前野岳洋「仏前結婚式~念珠の授与・司婚の辞と新郎・新婦の誓詞」

■念珠の授与
念珠の授与は、神前結婚でいえば三三九度の儀式にあたるもので、まことに重要です。

雅楽が再び奏でられ、新郎・新婦はしずかに仏前に進み出ます。

すると、司婚の僧は、新郎には白のリボンのついた念珠を、新婦には赤又は紫のリボンのついた念珠を授与します。

念珠の持ち方は、左手の四指にかけて、ふさを下にたらし、親指で軽く上から押えて、両方の手のひらを合わせるのです。


■司婚の辞と新郎・新婦の誓詞
ここで、司婚者は壮厳な雰囲気のうちに、新郎・新婦に対し、仏前にての誓いのことばを求め、仏による婚儀の承認を告げます。

これが司婚の辞です。

新郎・新婦はこの間、じっと頭をたれ、誓いの念をあらたにします。

司婚の辞のあとは、新郎・新婦の誓詞です。

これは、神前結婚式の場合と同様、文案が用意され、あらかじめ署名しておくわけですから、指示どおりに新郎の朗読でよいわけです。



前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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