2016年04月26日

Posted by 前野岳洋
at 01:05

マナー

「不定芽を出させるには その1」

庭木には、剪定に強い木とそうでないものとがある。

マッやヤシの類は剪定した切り口から萌芽することはむずかしいし、サクラのように切り口から病菌が侵入しやすい庭木もある。

シラカバ、カエデなど、あまり強い剪定は樹勢を衰弱させて好ましくない。

ところがイヌツゲ、ドウダンツツジ、サンゴジュ、マサキなど生垣に使う庭木や、イチョウ、カシ、クスノキ、キョウチクトウなど、剪定に強くどこで切っても枝を出す庭木もある。

枝を切ってから芽が出るまでの日数は、種類によって早いおそいがあり、剪定の時期によっても違う。

丹羽鼎三博士の「庭園樹木の再萌芽に関する調査」によると、再萌芽は上のほうの枝ほど盛んであるが再萌芽に要する日数は種類によって差がある。

前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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