2016年06月06日

Posted by 前野岳洋
at 01:27

マナー

「追肥は欠かせない」

開花期間が長いので、追肥は欠かせません。

植え付け時の元肥だけに頼っていたのでは、しだいに株が衰え花も早く終わってしまいます。

肥料は開花期間中、緩効性肥料1か月に1回か、液肥を水やり代わりに7~10日に1回施します。

暑さには弱く、夏になり気温が高くなると花は終わってしまいます。

花は秋にも咲きますが、この花を楽しむには切り戻しを行う必要があります。

梅雨の終わりごろ、草丈ほどに切り戻し、半日陰の涼しい場所に移して管理すると、9月ごろからまた花が咲き始めます。

生育が旺盛で根の回りも早いので、毎年植え替えが必要です。

時期は秋の花後で、枝を切りつめ、葉数も整理してから、一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えます。

用土は砂壌土を好むので赤玉土6・腐葉土2・川砂2くらいの混土にし、元肥として緩効性肥料を5号鉢で29ほど混ぜます。

また、同じ時期には挿し芽もできます。

枝先を3~4節で切り下葉を取って、バーミキュライトに挿します。

2~3週間で発根するので、5号鉢に苗5本程度で鉢上げします。

冬は室内に取り込んで日当たりで管理しますが、成株は霜に当たらなければ0℃になっても枯れないので、軒下などの日だまりでも越冬できます。

前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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