2017年03月08日

Posted by 前野岳洋
at 09:00

マナー

「電話応対の常識 ベルが鳴った瞬間に受話器をとると相手はまごつく その2」

電話番号をまわしながら、用件を頭のなかで整理していると、コールサインがはじまる。

"リーン"・・・「はい、○○でございます。」

そこで自分の名を名のり、用件をいう。

これがふつうのテンポです。

それが、"リ・・・"「はい、○○です。」と即応されると、かけたほうにはこころの準備ができていないから、やはりもう一度かけ直そうと思って「あ、まちがえました。」などといい出しかねません。

実際にそういう例があります。

ふだんは気がつきませんが、人間の思考や行動には、一定のテンポというものがあります。

ガツガツとものを食べれば見苦しいし、朝出勤するとき、駅の階段を、公園を散歩するようなテンポで歩けば、あとから歩いてくる人に迷惑がかかってしまう。

受話器を早くとりすぎるのもこれと同じことです。

前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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