2013年02月06日
前野岳洋「変形した間取りのリビングは」
最近のマンションの設計では、ユニークなレイアウトやデザインが買い手の気持ちを動かすのか、「なぜこんな間取りなのか」と疑いたくなる物件があります。
左にあげた変形のリビングもそのひとつの例です。
なぜこれが良くないかといえば、あまりのも凹凸があり過ぎて使い勝手が悪くなるからです。
このような間取りならば、食堂とリビングを分けて別々の部屋にしたほうがスッキリします。
しかしそうなると、それぞれの部屋がいかにも狭くなるのでそれもできないということで、苦肉の策でこのような変形したLDKになってしまったわけです。
これはLDKだけで考えると、仕方がないということになるのでしょうが、専有スペース全体を構造上、安全で機能的なものにするならば、避けるべき設計なのです。
このようなマンションは、いわゆる変形のスペースで間取りを作ったときに、どうしても出てきやすくなります。
そのためにマンション選びでは、建物自体が無理な形で建てられていないかどうかまで見ておく必要があります。
もし無理な変形型の建て方をしていれば、地震にも弱い建物とも考えられるのです。
前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)
左にあげた変形のリビングもそのひとつの例です。
なぜこれが良くないかといえば、あまりのも凹凸があり過ぎて使い勝手が悪くなるからです。
このような間取りならば、食堂とリビングを分けて別々の部屋にしたほうがスッキリします。
しかしそうなると、それぞれの部屋がいかにも狭くなるのでそれもできないということで、苦肉の策でこのような変形したLDKになってしまったわけです。
これはLDKだけで考えると、仕方がないということになるのでしょうが、専有スペース全体を構造上、安全で機能的なものにするならば、避けるべき設計なのです。
このようなマンションは、いわゆる変形のスペースで間取りを作ったときに、どうしても出てきやすくなります。
そのためにマンション選びでは、建物自体が無理な形で建てられていないかどうかまで見ておく必要があります。
もし無理な変形型の建て方をしていれば、地震にも弱い建物とも考えられるのです。
前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)
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