2014年09月05日

Posted by 前野岳洋
at 02:03

前野岳洋

前野岳洋「イマジネーションカである」

幼稚園の子どもたちが、真剣にごっこ遊びをやる。

買い物ごっこや、お医者さんごっこ、怪獣ごつこなど。

この時、子どもたちには、木の葉がお金になったり、小枝が注射器にもなる。

それらはすべて見立てである。

そういうことを考え出せる子どものなかのリーダーは、イマジネーションカにすぐれている。

それは天性のものでもある。

しかし、こうしたイマジネーションカに富む子どもが、やがて小学生になって記憶中心の勉強になると、すっかりそのリーダーシップを失つていく。

見えるものがある時、それは想像よりも記憶につながる。

想像力は、見えないものに対して必要とされる力なのである。

前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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