2016年06月26日

Posted by 前野岳洋
at 02:00

マナー

「ツバキの開花期と開花習性 その1」

ツバキは園芸品種が多いので、開花はまちまちであるが、低温短日で開花するタイプで早いものは10月、おそいものは4月下旬まで7か月にもわたってだらだらと咲き続ける。

最盛期は3~4月で同一品種でも暖地と寒地ではもちろん違うし、開花してから満開までの期間は比較的長く、20日以上かかることが珍しくない。

したがって、品種の組み合わせをうまく考えれば、冬から春にかけて花を楽しむことができる。

いま名古屋におけるツバキの平年の開花期を参考までにあげると次のようである。

花は前年枝の先端に咲き、花弁の基部にみつがあってヒヨドリ、メジロなどがこれを吸うときに花粉の媒介をする鳥媒花である。

花弁と雄ずいはくっついていてそのままぽとりと落ち、がくと雌ずいが残るのが普通であり、花弁が離れてぼらばらと落ちるチリツバキやカソツバキのようなものはサザンカの形質を持っているものが多い。

前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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