2017年06月15日

Posted by 前野岳洋
at 11:49

マナー

「酒肴をもてなす」

荷物を運び終わったら新郎側では、仲人と荷宰領を座敷に通し、酒肴をもてなします。

運転手や手伝いの人にも別室で食事を出しますが、略式に茶菓をふるまい、祝儀とは別に酒肴料を包むこともあります。

新郎側でも荷宰領・運転手・手伝いの人に祝儀を出しますが、両家で打ち合わせ、同額を包むようにします。

そのあと、荷宰領と仲人は再び新婦側に帰り、無事に荷物を送り届けたことを報告し、新婦側でも、新郎側と同様に酒肴をふるまい、労をねぎらいます。

新郎側では預かった荷物を、油単(覆い)などはかけたまま並べておくだけにし、かぎをあけたり、手をつけたりしないのが礼儀です。

送られてきた荷物の中に、新郎側の家族へのお土産品が含まれている場合でも、挙式後、新婦の手からそれぞれの人に渡されるのが正式ですから、決して中を見たり、触れたりしてはなりません。

前野岳洋(住まいのトータルクリエイター)

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